うんこと味噌を混ぜるな!原発か太陽光かの2択なんてありえない2

今日は原発の代わりに太陽光発電所を用意することを考えます。
原発は1基約1GWの発電容量を持ちます。
太陽光発電所で同じレベルのエネルギーを得ようとすれば
1GWの発電容量の施設を用意すればいい
・・・わけではありません。
発電容量とは瞬間最大発電量のこと。
原発なら定期点検等を校了しても稼働率は8割以上になります。
もちろん動いている時間は最大出力で運転されます。
一方、太陽光発電所の稼働率は約13%程度。
1/6程度しかないので電力の量だけ考えれば
6GWの太陽光発電所が必要となります。
このレベルの太陽光発電所建設には
120(km2)の敷地が必要。
日本の原発の発電容量が約50GWなので
原発をゼロにするには6,000(km2)の
面積が必要となります。
日本の国土が全てあわせて377,914(km2)
国土の約2%を太陽光発電パネルで埋める必要があります。
また今の相場で太陽光発電所の建設費がMWあたり3億円。
6GWだと1兆8千億円。その50倍で90兆円。
ダラダラと無駄な予算を考えるならば
日本の総力を挙げてつぎ込んでもいい気もします。
エネルギーの貯蔵、輸送などの技術も進みますからね。
もちろん電力網や電力ピークなどを全て無視して計算しているので
実際に原発の大体とするにはこの倍の量は必要となるでしょう。
「日本の未来の為に200兆円太陽光発電に突っ込みます」
これくらい思い切ったこと言ってくれる政治家が出ないものかなぁ。

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