福島第一原発事故の薄れゆく記憶



太陽光発電所投資実行中!地球にも自分の懐にも優しい生き方を開拓する新エネルギーマニアの諸国漫遊記
仕事で福島に来ています。
あの震災は何だったのかというくらいに
街には普通の生活が戻っていました。
どれくらい普通だったかといえば
福島駅を発つときになってようやく
「そういえば福島で地震があったなぁ」
と思いだしたくらいです。
東日本大震災は多くの人が亡くなった大きな天災です。
でも地震は避けられませんが、津波は古来からの
危険地域情報を伝えきれてなかったという意味で
半分は人災かもしれません。
そして原発事故は間違い無く人災です。
政府、電力会社だけでなく我々一般市民にも
十分責任があります。
何となく使っている電力の恩恵だけを受け
影の部分に目を瞑り続けていた罪は自覚するべきです。
個人差はあるでしょうが、誰でも震災の記憶は
少しづつ薄れていることでしょう。
避難を強いられ故郷を負われた人々の映像や
福島第一原発の放射性物質拡散に怯えた日々の記憶も
忘れつつ有るのではないでしょうか。
辛い記憶をいつまでも引きずる必要は決してありません。
しかしあの事故の教訓だけは忘れてはいけません。
原発が悪い、太陽光がいいと単純な判断はできませんが
自分が使っている電力がどこからきているのか、
どのようなメリットとデメリットがあるのか
市民全体が知る必要があるとは言いませんが、
専門家だけではなく知識階級はある程度の情報を把握し、
警鐘を鳴らし続ける必要があると思います。
技術者とビジネスマンの両方の特性を持った私は
ただの中途半端な人間で有ることは確かですが、
そんな私にしか出来ない仕事はなるべく多くの人が
わかりやすい情報を拡散し続けることだと思っています。
日本のあるべき未来のエネルギー供給の姿を追い求めて
このブログで少しづつ情報を発信し続けていくことを改めて誓います。

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