自民党政権が復活し、原発の再稼働が話題になり始めています
。間違い無く一部の原発の再稼働は行われることでしょう。
大げさな話ではなくエネルギーの不足は
国家の存亡の危機だからです。
電気が足りないならエアコンや電気をこまめに
消すなどして対応すればいいと言う方もいるようですが、
問題はそこではありません。
こちらの図を見てください。
日本の実質GDP(国内で産み出された付加価値の総額)と
エネルギー消費量がほぼ比例していることがわかります。
単純に言えばエネルギーがなければお金を稼げないということ。
これは先進国、途上国とも効率に差異はありますが
ほぼ同様の関係を示しています。
食料、エネルギーの大半を輸入に頼っている日本にとって
お金が稼げないことは国の存亡と直結します。
お金を稼げなければ食料は輸入できません。
私達が海外から安く調達している食料は
飢餓に苦しむ国からの輸入も含まれていることに
目をつぶってはいけません。
すると食料がなければ自分で生産すればいいとの
意見も出てきますが、現代のレベルで食料精査をするには
エネルギーが必須です。現代の高い農業生産高は
エネルギーと言う名の目に見えない奴隷によって
支えられているものとなります。
次回はエネルギーと奴隷について書いてみようと思います。