大手だからと言って信じてはいけない 太陽光発電所設置にまつわるデマ


【50kW太陽光発電所にはフェンスが要らない?】
先日、ある業者さんから50kWの太陽光発電所で
敷地境界を示すフェンスが必要なことなど
聞いたことがないと言われました。
メガソーラーの場合だと必ず必要だと言われていましたし
他の業者さんからも必要だと聞いていたので
おかしいと思った矢先、昨日も他の業者さんに
不要だとの話を聞きました。
不確定な話に振り回されても仕方がないので
北海道電力の帯広支店さんに問い合わせたところ
やはり柵やフェンスは基本的に必要だそうです。
ただし北海道電力の規約で必要ないケースも
出てくるのだとか。
これについては現地の図面を持って
お問い合わせくださいとの事でした。
【もう42円申請には間に合いません?】
数社に見積りをとったところ海外産ばかりだったので
国産超大手メーカーに電話し、見積り依頼をしました。
すると信じられない回答が・・・・

「御見積は出来ますが、今からですと電力会社さんに
 事前検討を申し込んでいなければ42円には
 恐らく間に合わない事をご了承ください!!!」

(@@;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!!!
事前検討って・・・高圧連系じゃあるまいし必要なわけがない。
しかしコールセンターの方は頑なに間に合いませんと言い張ります。
間違いだとは思いましたが、もし本当これがだったら
私はパートナー含め、この発電所計画を
応援してくれている人全員に嘘を言っていたことになります。
ドキドキしながら北海道電力さんに連絡をしてみると、
やはり間に合うとの事でした。
コールセンターの方は10kW以上だと間に合わないと言っていたので
恐らく10kW以上での高圧連系と勘違いしたのでしょう。
あまり使う方がいないので知られていませんが、
産業用は10kWから50kW未満までは低圧連系できますが
アクセス検討(北海道電力では事前検討と呼ぶ)をする事により
高圧連系をする事も出来るんです。
マニュアルを細かいところまで彼女が見なかったのか
それともマニュアルを教える上司が勘違いしているのかは
よくわかりませんが、一部上場企業に電話をかけて
堂々と無理だと言われたら信じてしまいますよね。
これ、後で発覚したらどうなるのでしょう。
もし機会損失まで賠償請求にのせられて負けたら
とんでもない事になるかも・・・。
これ以上日本のパネルメーカーが窮地に
追い込まれるのは嫌なので
明日このメーカーさんに再度電話をして教える事とします。
7月から急に始まったFIT。
このように勘違いが方々で多々あります。
経産局や電力会社の担当自体が勘違いしていて
後から訂正の電話をしてくることも少なくありません。
しばらくは重要な話は2つ以上の窓口に問い合わせたり
質問はメールでして履歴をとっておくなど
しておいた方がいいのかもしれません。
そして我々投資する側の情報交換ネットワークは必要ですね。
こちらは近いうちに私が準備します。

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