国産メーカーの太陽光発電パネル選び


アメリカがインドの太陽光パネルの取り扱いについて
WTOに提訴したそうです。http://p.tl/aDU8
事の起こりはインドがインド産のシリコンを使った
パネルメーカーにインセンティブを出す措置を施したこと。
これがフェアではないと主張しているとか。
一般に最先端を通り越した技術レベルの工業製品は
先進国の技術で作って人件費の安い国で作ります。
これはグローバル化が進んでいる現代では避けられません。
また、太陽光パネルに用いられるシリコンは
原料となる珪石を運ぶ距離が短くなればなるほど
安く作れることになります。
現状では人件費の高いアメリカで太陽光パネルレベルの
工業製品を作って商売をするのは非常に厳しいです。
半導体産業が軒並み衰退してシリコンの流通ルートも
かなり弱くなっていますから補助金をどれだけ投入しても
波及効果もあまり見込めません。
円安が進んで日本のパネルメーカーも国内向け出荷が
増えてくるとは思いますが、昔のシャープが
世界一をとった時のような栄華まではいかないでしょう。
今や国内メーカーもOEM生産がだいぶ進んでいます。
OEMであれば元々小さかったメーカー間の技術差も
ほとんどなくなる事でしょう。
となると国内メーカーパネルを選ぶのは技術力ではなく、
今後20年経営環境を守れるメーカーで
選んだ方がいいのかもしれません。
経営基盤がしっかりしていて、シリコンの供給場所にも
左右されないとなるとやはり・・・。
パネル選びって深く考えると本当に楽しいですね。
もう2,3日だけ楽しんでみようと思います。
【以下余談です】
アメリカの厚顔無恥っぷりはすごいですね。
50年以上前の戦争で得た既得権を振りかざして
未だに核実験を自国では行いながら
途上国が核実験を行うと国連安保理を動かして制裁を行う国が
言う事だとはとても思えませんね。
私は基本的にアメリカがすきです。
そしてもちろん私も拉致は未だに許せません。
隣国の核兵器開発が進むことも
決して喜ばしい事ではありません。
もし北朝鮮戦争が起こったら我が国にとっては
メリットの方がかなり大きいだろうと
嫌な想像をした事も1度や2度ではありません。
だからといって大国の理不尽な行動を目にして
「いえす うぃー きゃん」
と何も考ええずに同調する事は危険だと思います。
今回の国連安保理決議で思ったことは」
・持たざる者は理不尽な目に遭うのが当然である世界で
 自分が今、生きていること。
・既得権にぶら下がって日本人はいい思いをしている事
このような世界の構造の歪さは常に認識しながら
生きていきたいと思っています。
精神的な意味だけではなく自分の家族の生活に
これからどのような影響があるかを常に考えながら。
インターネットが誕生したことにより
世界中の情報格差は一気に縮まりました。
世界中で情報を共有することが出来る時代であっても
世界中で食糧やエネルギーを共有する事は
未だに出来ていません。
むしろこのままでは食糧やエネルギーを
世界中で奪い合う未来が待っている事でしょう。
食料を種から育てるように
エネルギーも太陽光からどんどん増やすことが出来ます。
足りなくなってからは間に合いません。
だから今こそ太陽光発電!
当ブログはソーラーブリーダープロジェクトを応援しています。
http://www.ssb-foundation.com/j-index.html

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