高圧受電点、連系点、電柱番号の調べ方




久しぶりに50kW以上の太陽光発電所について。
50kW以上の太陽光発電所になると
電力会社の電気系統と電線をつなげる(系統連系)際は
6600Vの高圧につなげることになります。
全くの新規で設置するなら最寄りの電柱に
接続すればいいだけの話ですが、
既存の施設の屋根などで発電するとなると
その施設が現在、どこの電柱で系統に繋がっているかを
調べる必要があります。
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写真はある施設の連系点。
見難いですが右側の塀の中に自家用の電柱が立っています。
この電柱の途中から黒いプラスチックで絶縁されて
地中に入っているのが高圧の電線です。
連系点であると確認するには自家用電柱に電柱番号が
付いていないこと、ならびにその電柱にPAS(柱上開閉器)が
付いている事で判断します。
もし、施設内で電気関連の事故が起こった際には
このPASで施設内と電力網とを切り離し
電力供給が途絶えることを防いでいます。
この施設の場合は右側の自家用電柱が受電点、
PASを通じて繋がっている右側の電柱が連系点となります。
系統連系の可否を調べる事前相談には
この連系点の電柱番号が必要となります。
大抵の電柱には電線と電話線の両方が書いてあるので
間違えて電話線の番号を書かないようご注意ください。
なお、PASから施設側は必ずしも地中配線になっているとは限りません。

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