発明に必要なのは発想より行動の早さ iWatchとDr.中松氏のうでんわ

アップルの次世代製品、iWatchの噂が色々と飛び交っています。
http://p.tl/SNCK
URLを要約すると
「アップル社が取得した特許によれば
 腕時計に太陽光発電と振動で発電する装置が付く可能性があるが
 アップルの特許がそのまま製品化されることはほとんどない」
当たり前の事です。
お金のある企業は特許を大きく囲っておいてから
製品開発を進めていきます。
早く出したもの勝ちなので思いついたら即出願が基本です。
これが日本一上手いのがドクター中松こと中松義朗氏。
既に11年前に「うでんわ」として特許出願を出しています。
その出願が認められ公開されたかどうかは知りませんが、
されていたとしたらiWatchが実用化された時には
莫大な収入をもたらす事でしょう。
以前の上司が中松先生と親交があったため、
私も4,5回ほど先生にお会いした事があります。
10年近く昔の話になりますが、一番印象に残っているが都知事選の時。
なぜか選挙を手伝えと上司に指示され東京の選挙事務所に行くと
4,50歳くらいの女性と2人でポスター貼りをするよう指示されました。
指定された場所を車で回り、数十枚のポスターを貼り終えると
「先生の演説を聞きに行きましょう」
と促され渋谷に移動する事に。
喫茶店で時間をつぶしながら待っていると
遠くからガチャガチャとうるさい音が聞こえてきます。
ワンボックスでカスタムされまくったような車が迷惑な音量で
音楽をまき散らしているのかと思っていたのですが、
近づいてくると彼らの効きそうなジャンルの音楽ではありません。
どちらかといえばお祭りのようなリズムの音楽です。
だったーだったーだったーなたたつ♪
やっぱーだったーだったーなったたつ♪
何か歌詞がついているようです。そこで一緒にいた女性が立ち上がり
「ほら、先生いらしたわよ。いきましょう」
と言われ外に出ると白のワンボックスから中松先生が出てきました。
近づくと音楽がはっきりと聞こえました。
ドクタードクタードクター中松♪やっぱりドクタードクター中松♪
テロを起こした宗教団体とカワラナイジャナイデスカ・・・(-_-;)
ワンボックスカーの上にはなぜか直径1mほどの風車が取り付けられ
その横に取り付けられたスピーカーは音楽に合わせ左右に動いています。
なるべく関わりたくないと思っていた矢先に、ワンボックスのドアが開き、
「早く乗って!」
と言われ注目を浴びながら選挙カーに乗る事に。
その後は車で移動しながら、手を振ったり反応する人がいるたびに
車を降りてビラを渡していました。
ほとんどが面白がっている女子高生でしたが。
中松先生は助手席で選挙活動に集中しながらも、
急によくわからない発言をしていました。
一番鮮明に覚えているのが
「〇〇くん(秘書さん)。これは何だね」
と、車のギアを指さす中松先生。
あまりにも当たり前の事を効いていたので
何が起こったのかと唖然としていると秘書の方は
「はい。それはギアです」
と何の迷いもなく答えていました。
いつもしている事なのでしょう。
恐らく中松先生のその時の頭の中はそのギアで何か
新しい特許を出せないかを真剣に考えていたのでしょう。
いつでも発明の事を考え続けているからこそ
時代の先を見つめ、先手を打つことが出来るのかもしれません。
なにわともあれ、うでんわ改めiWatch。発売が楽しみでなりません。

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