ロイヤル・ダッチ・シェル社のシナリオによると2060年台に人類の最大のエネルギー源は太陽光発電になるとの事です。
リンク先(英文)のレポートは92ページありますが、これだけのレポートが無料で手に入る事は本当にありがたいですね。
石油メジャーのせいで新エネルギーの導入が進まないなんて話もありますが、自社を石油会社ではなくエネルギー供給会社ととらえ、このように積極的に太陽光発電に取り組む同社の姿勢は非常に交換が持てます。
そう言えば学生の頃、シェルの厚木の研究所で最先端の太陽光発電モジュール(確かGaAs;ガリウム砒素系)を使ったソーラーカーレース車両に感動したこともありました。もう年以上前の話ですが今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。
今回、帯広で採用しようとしているパネルも、同社の子会社であるソーラーフロンティア社製なのも偶然ではありません。少し高めでしたが最後は信頼性と今までの経緯からちょっと肩入れしたい気持ちが入った事は否定出来ません。
50年後というと私が生存している可能性は低いと思われますが、子供や孫、ひ孫達だけではなく世界中のあらゆる地域に住む人々が、少なくとも今の私達と同レベルでエネルギー、食料供給を受けてられる世の中になっていることを願います。
そのためにも今からできるだけ多くの新エネルギー開発をして、次の世代のために出来るだけ多くのエネルギー源を遺してあげたいものですね。