投資する前に判断してください お金の価値とは何か 




$太陽光発電所投資実行中!地球にも自分の懐にも優しい生き方を開拓する新エネルギーマニアの諸国漫遊記
日経平均が12000円台を回復する中、太陽光発電投資などしないで株にでも入れたほうがいいと思う方も多いのではないでしょうか。確かに年末に株を買っていたら今頃プチ贅沢クライしていたかもしれません。
しかし1ドルが95円を超え、国が3ヶ月連続で貿易赤字を記録している中、この二ヶ月で日本円は約20%価値を下げました。
異常だった円高が是正されただけだとの話もありますが、元々GDP比で約200%の返すあてのない借金を抱えるわが国の通貨は、いつか崩壊すると言う専門家も少なくありません。この急激な円高が必ずどこかで止まる保証はありませんよね。
▼1万円の価値は変動する。
1970年に360円だった1ドルが現在は95円です。もちろん近年におけるドルの大量発行による影響もありますが、日本とアメリカの経済力の差が相対的に縮まったことを表しています。
私たちの両親祖父母の世代が頑張ったおかげで日本も先進国の仲間入りをしました。今後数十年ドルと円とで起こった事が、日本とアジア諸国の間で起こると言われています。
例えば現在、日本の1万円はフィリピンで4285ペソに換えもらえますが、40年後には1115ペソにしかならない可能性があります。もっとひどいレートになる可能性もあります。
もちろんフィリピンペソを買った所でフィリピンが10年前のロシアやアルゼンチンのようにデフォルトすれば一気に価値が下がって損をする可能性もあります。
▼現金を所有し続けることは危険
2月のG20では通貨安競争を回避するという共同声明が発表されました。裏を返せば各国とも時刻通貨安にもっていきたいという思惑を持っているといえます。そしてこれは必ずある程度実行されます。
現金を銀行に預金していてもほとんど利息はつきません。1年を通じて利息よりもATMの時間外取引手数料の方が多いという方も少なくないのではないでしょうか。
通貨流通量が増えればそれだけ貨幣の価値は下がり、相対的に物の値段は上がります。特にこれから老後を迎え、蓄えだけで生きていこうと考えている方は非常に危険です。その頃には手持ちの資産が紙くずになっている可能性は決して低くありません。
▼私にとって太陽光発電が投資先として魅力的な理由
働かずに安定した老後を過ごす可能性を増やしたいのであれば、私なら海外の不動産に投資します。日本では詐欺くらいでしか見かけないような年利10%では済まないような案件は世界中に多々あります。日本がデフォルトすると考えるならば海外移住を前提に投資をしていくのは賢い選択肢の一つです。
でも、私の投資目的は将来のリスクを個人的に避けつつ、日本のエネルギー自給に貢献すること。日本円は紙くずになる可能性はありますが、生きていくのにエネルギーは不可欠です。もしデフォルトが起こったとしたら、海外からのエネルギーの供給がストップするので太陽光発電所が稼ぐお金は42円/kWどころではありません。
また、円の価値が上がろうが下がろうが、キャッシュフローさえプラスになるような事業計画を組んでおけば、太陽光発電事業が通貨変動の影響を受けることはありません。太陽光発電の融資も金利変動型のものがありますが、よほど資産に余裕が無い限り、ちょっとした金利優遇で変動金利に手を出すメリットはないですよね。

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