東京新聞によると原発の維持管理費には
年間4,229億円がかかるそうです。
また、維持負担金は11兆3889億円。
現在現役の原発は建設していから約25.4年が
立っているので1年あたり4483億円です。
合計で8712億円/年。
これだけの費用がかかって発電量はどれくらいなのでしょうか。
現在、日本で稼働している原発は大飯原発3号、4号機のみで
合計は235万kWです。
これが24時間365日フル稼働すると考えて
発電量は2,058,600万kWh/年=205.86億kWh/年。
つまり現在の原発の発電費用は42.3円/kWh。
・・・・あれ?
今年度、高すぎてバブルが起こっていると言われている
太陽光発電の買取価格42円/kWhより高いです。
繰り返します。
太陽光発電より原発の電力の方が高いです
原発は24時間一定運転するという
負荷対応なんてまるで無視した状態で
稼働するという事が前提ですよ?
この数字もかなり原発に対して甘めに算出しています。
原発の開発費は一切考慮してていません。
そして何より
東京電力が逃げまくっている
福島第一原発事故の保障費用は
一切含まれていません。
2年前にメルトダウンを引き起こしたばかりなのに
冷却が停止しても三時間も報告をせず
復旧まで約48時間もかかっています。
原発が経済的にメリットが有るというのは
少なくとも一般市民向けのメリットではないことが
はっきりと分かりました。
本当に馬鹿にしています。
これ以上、我々大人の世代はともかく、
子供たちを危険に晒すわけにはいきません。
私達、一般市民に何が出来るのか
本気で考え、行動しましょうよ!
少なくとも私は出来るだけのことをやります。
まずは参院選ですね。
各党の動向をしっかりと監視して
エネルギーの選択権を我々市民の手に取り戻しましょう!