中国商務部によると、鴻海精密(ホンハイ)が
中国南部の広西チワン族自治区において
5つの太陽光パネル工場、20の太陽光発電所
そしてR&Dセンターを作る計画だそうです。
このニュースにまだまだ世界の
太陽光発電の火は消えないのだと再認識しました。
フォックスコンテクノロジーグループ(鴻海科技集團)なので
パネルとしてはフォックスコンと呼ばれることもあります。
最近だとシャープとの提携話が話題になっていますね。
なぜ同じ漢字でフォックスコンと呼ばれたり
ホンハイと呼ばれたりするかは知りません。
ご存知のかた、教えてください。
フォックスコンは台湾の企業で
OEM受注額で世界最大のグループ。
電子機器の生産を安価で行うビジネスモデルで
一気に世界の頂点に上り詰めました。
2011年に本格参入した太陽光パネル生産でも
コストで中国メーカーすら脅かす存在です。
やはり真空技術を持っている企業は
太陽光と相性がいいですね。
逆にQセルズを買収したハンファあたりは
技術を導入したといっても技術者が
どれだけ確保できたかがカギでしょう。
真空技術はどうしても職人芸的要素が
強くなるので機械と幹部クラスだけ引きぬいて
きただけだとすると製品の性能にどうしても
不安が残ります。今度調べてみようかな。
ちなみに広西チワン族自治区とは秦代における
桂林郡全域および南海郡、象郡の一部だそうです。
三国志好きとしては古い地名で言ってもらわないと
どこだかいまいちわかりづらいですよね。