エゾシカ。精悍な顔つきです。
この前、お仲間を頂きました。
せっかく頂いた命なのに獣臭いとか
文句を言ってごめんなさい。
残さずしっかりと頂いた命は
私の家族の血肉となっています。
生きていくためには食べなければいけませんし
一般的に健康で丈夫な体を作るにはある程度の
殺生は避けて通れません。
このエゾシカの仲間を食べてしまって
可哀そうだと思うよりも頂いた命を
しっかりと利用させて頂けたかが
仏教徒にとっては非常に重要です。
ワンガリ・マータイさんによって
モッタイナイという言葉が広まりましたが
これも仏教の言葉です。
でも残念ながら少し間違った形で認識されています。
もったいないとは無駄にすることを
戒める言葉ではなく、
本来はその物の価値を十分に生かせない
状態を表す言葉。
作りすぎて少しだけ残った料理を
もったいないといって食べて太っても
脂肪がついて不健康に醜くなるだけ。
それこそ勿体無い行為です。
反省すべきは多く作りすぎたこと。
無理に食べて失敗を隠すのは
非常に卑怯な行為ですよね。
食べ過ぎで痩せられないという人は
ぜひこの本当の「勿体無い」の意味を
認識してから屠殺場を見学してみましょう。
youtubeでも構いません。
これを実行して痩せなかった人間は
私の周りには一人もいませんから。