今すぐ太陽光発電を利用して家庭で水素を作って有効活用する方法



$太陽光発電所投資実行中!地球にも自分の懐にも優しい生き方を開拓する新エネルギーマニアの諸国漫遊記
2015年までに燃料電池自動車が
500万円になると日経新聞で
掲載
されて以降でしょうか。
燃料電池や水素そのものに対する
注目が高まっているようです。
太陽光発電で水を電気分解して
水素を作って家庭で燃料電池に燃料を
充填できるなんて言う方もいます。
しかし、燃料電池に使う水素ガスの
純度は非常に高い質のものが要求されます。
また、燃料タンクに充填するのも
最低300気圧以上で入れなければ
ならないので家庭で作った水素を
燃料電池で消費するのは難しいです。
▼家庭で水素ガスを使うとすれば
やるとすればガスとしての利用でしょう。
以前も書きましたが日本では水素と
一酸化炭素の混合ガスを一般家庭で
使っていました。
しかし、この方法を今すぐ応用するのは
現実的ではありません。
やるとすれば今のインフラをそのまま生かして
都市ガスに混ぜてしまう方法でしょう。
ドイツではガスの10%まで水素を混ぜて
いい事になっています。
もし、日本で法改正を行なって家庭で
直接水素と都市ガスの混合ガスを作って
良いことになれば、余った電力を水素ガスとして
溜めてガスに混ぜて使う。
これがコスト的に見合うならFIT後でも
太陽光発電は普及し続けるかもしれません。
・・・ってよくよく考えたら
レギュレータを使って作った水素を
自動的にガスラインに供給するにも
結局コンプレッサーが必要になりますね。
都市ガスの供給圧を調べてみたところ
あら、1~2.5kPaって大気に対して
負圧になるのか。
これなら大きなバッファ作っておけば
コンプレッサなしでも行けるかも。
ただし、そんなバッファも受けるなら小さな
コンプレッサを入れたほうが楽かもしれませんが。
話が横道にそれましたが、
水素エネルギーを簡単に使うなら
燃やすのが一番。
燃料電池は確かに魅力的な技術ですが
新技術を新インフラでいきなり普及させるほどまでは
メリットを出せる技術ではありません。
既存インフラに直接連係できる方法は
新しいエネルギーを普及させる方法としては
非常に賢いやり方です。
バイオエタノールもアメリカでは10%まで
ガソリンに混ぜることが出来ましたね。
日本では3%まででしたが。
もっとも、化石エネルギー使って作った食料を
またエネルギーに変えるのですから
当然、普及はしませんでした。
私は、今までもこれからもバイオエタノールは
食料価格調整の役割しか果たせないと思っています。
元々はブラジルのサトウキビ価格安定化策として
発展したものですから。

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