50kW太陽光発電所に限らず
太陽光発電所を作るならしっかり利益を
得られるように作りたいと誰もが思います。
一般的に規模が大きくなればなるほど
買電収入は増え、kWあたりの設置コストは安くなるので
なるべく大きな太陽光発電所を作るのがセオリーです。
ではなぜ私が50kW太陽光発電所を勧めるのか。
1.個人が投資できる程度の価格
(1500~2500万円程度)
2.メンテナンスに手間がかからないため
以上の理由によります。
50kWと気軽に呼んでいますが正しくは
50kW未満太陽光発電所です。
こちらは一般用電気工作物と呼ばれるものとなり
電気主任技術者を指定する必要がありません。
ではそれ以上規模が大きくなるとどうなるのか。
太陽光発電所は規模別に5つの種類があります。
以下の表をご覧ください。

このように境目は50kW、500kW、1000kW、2000kW。
50kW以上では発電所の管理を行う主任技術者が必要となります。
主任技術者とは基本的に電検(電気主任技術者試験)の合格者の事です。
この人件費がメンテナンス費用にかかって来るので
50kWの発電所を作るなら49kWの発電所を
作ったほうがコスト的にメリットが出ます。
次に500kW未満なら主任技術者が
電気主任技術者試験の合格者でなくても
100kW未満までなら第二種電気工事士等、
500kW未満までなら第一種電気工事士等が
許可を得ることによりその施設の主任技術者となれます。
1000kW未満までなら主任技術者を
外部委託できますし2000kWまでなら
主任技術者が核施設を兼任できます。
2000kWを超えれば全て同じですが
2000kWを超えると特別高圧用の
変電所が必要となります。
例えば4M程度の敷地なら2M未満の
メガソーラーを二基作る方が利益を
生みやすくなります。
太陽光発電所はちょっとした事で
各種費用を削れる事が多々あります。
様々な事例のお話を聞くことは
私自身の勉強にもなりますので
必要であればいつでも気軽にご相談くださいね。