日本人名のローマ字表記について 世界に合わせる必要はない



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パスポートを見るたびに思います。
なぜ自分の表記はジャパニーズなのか。
日本人は「ニッポンジン」または「ニホンジン」です。
ちょっと訛って「ニポンジン」になったり
百歩譲って「ニッポニーズ」と呼ばれるなら
まだわかるのですが・・・。
「ジャパニーズ」とは中国人が呼んでいた
日本の呼称zipang、zibenが訛った「Japan」に
eseをつけただけです。
一国の、しかも世界最古の王室を持つ国の呼称として
相応しくないと気づいてからは
特に気になってたまりません。
事情は違うとはいえ、ビルマがミャンマーに
変わった時のように
「これからはNipponと呼んでください」
と宣言すればいいだけの話だと思います。
こんな事を思い始めたのは台湾人に
チャイニーズと言って思い切り否定された時から。
彼らの主張するタイワニーズという聞きなれない国籍は
中高の教科書では教えてくれませんでした。隣国なのに。
これって本当に大事なことですよね。
彼らが面倒になってチャイニーズだと
言い始めた時から国は消滅への道を
辿り始めるのかもしれません。
そんな中、日本サッカー協会が
面白い試みををています。

通常、山田太郎さんならローマ字表記は
「Taro Yamada」となりますが
日本の姓名をはっきりさせるため、
苗字だけ全て大文字で先に書いて
「YAMADA Taro」と書くようにしました。
小さな自己主張ですが、初めに決めたルールに
ただ従うだけではいけないという意志が
芽生えるようになるだけでも
素晴らしいことだと思います。
以下、転載です。
参考
文部科学省(当時文部省)国語審議会が、2000年12月8日に答申した「国際社会に対応する日本語の在り方」において、姓名のローマ字表記の問題について触れられています。(以下、該当箇所を抜粋)
姓名のローマ字表記についての考え方
世界の人々の名前の形式は,「名-姓」のもの,「姓-名」のもの,「名」のみのもの,自分の「名」と親の「名」を並べて個人の名称とするものなど多様であり,それぞれが使われる社会の文化や歴史を背景として成立したものである。世界の中で,日本のほか,中国,韓国,ベトナムなどアジアの数か国と,欧米ではハンガリーで「姓-名」の形式が用いられている。
国際交流の機会の拡大に伴い,異なる国の人同士が姓名を紹介し合う機会は増大しつつあると考えられる。また,先に記したように,現在では英語が世界の共通語として情報交流を担う機能を果たしつつあり,それに伴って各国の人名を英文の中にローマ字で書き表すことが増えていくと考えられる。国語審議会としては,人類の持つ言語や文化の多様性を人類全体が意識し,生かしていくべきであるという立場から,そのような際に,一定の書式に従って書かれる名簿や書類などは別として,一般的には各々の人名固有の形式が生きる形で紹介・記述されることが望ましいと考える。
したがって,日本人の姓名については,ローマ字表記においても「姓-名」の順(例えば Yamada Haruo)とすることが望ましい。なお,従来の慣習に基づく誤解を防ぐために,姓をすべて大文字とする(YAMADA Haruo),姓と名の間にコンマを打つ(Yamada,Haruo)などの方法で,「姓-名」の構造を示すことも考えられよう。 今後,官公庁や報道機関等において,日本人の姓名をローマ字で表記する場合,並びに学校教育における英語等の指導においても,以上の趣旨が生かされることを希望する。

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