50kW太陽光発電所の設置する際に無視されがちなのが地盤です。
それなりの広さがあって価格が安い土地でも地盤が緩いと年々、太陽光パネルが沈んでいくことになります。
全体が同じレベルで沈んでいってくれたり、角度が多少変わる程度ならまだいいのですが、架台の前後左右で沈下の速さが異なる、「不同沈下」が生じてしまうと架台が歪み、パネルを損傷する可能性が否定出来ません。
これをまともに調査しようとすると結構大きな費用になってしまうため、50kW太陽光発電所レベルでは通常は土地の使用履歴をチェックした後に簡易検査をする程度が現実的です。
なお、簡易検査すらしないで電力会社との契約、経産省への設備認定申請、不動産売買契約を済ませたのみでのメガソーラー案件の売り込みが各地で発生しているようです。
特に埋め立て跡地、田圃からの農転跡地にはご注意ください。