50kW太陽光発電所パネル選びと中国パネルメーカーダンピング訴訟



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50kWの太陽光発電所のパネル選びがますます難しくなりました。
欧州で中国製のパネルのダンピング調査が本格的に始まり、これが黒と出れば中国パネル各メーカーは追加で相殺関税をかけられることとなります。
大幅に縮小したとはいえ、太陽光パネルの売上高では未だ世界一の欧州市場。価格競争で血を流し合っている中国パネル各メーカー。かなり厳しい状況に追い込まれてきています。
アメリカ、欧州とダンピングが認められれば当然、日本政府も対策に乗り出すことでしょう。追加で関税をかけられる前なら、今までのように異常に安い価格で買えますが、20年間の保証はますます信じられなくなりますね。
私が中国製パネルを使うとしたら、システム編成を工夫した上で、使い捨て覚悟の超短期投資回収用に使います。

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2 Comments

  1. ラインハルト said:

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    そもそも、そのくらいに下げないと、
    今の買電の電力料金や他の発電方式のコストに敵いません。
    欧州メーカーも日本メーカーも
    生ぬるいと思います。
    FITなど永続できないシステムで
    ぬくぬくとやっていこうと思う方が
    どうかしています。
    メーカーの立場から言うと、
    ダンピングの問題もありますが、
    中国の異常な為替を何とかして欲しい。
    円安になったからいって、
    対中国の為替の異常は埋められません。
    向こうに行けばわかるけど、
    5倍くらい矛盾しています。
    でも、中国のダンピングと為替問題の
    おかげで、
    日本メーカーも必死になって、生産技術を向上させて、
    今まで、セルをつくるエネルギーに発電10年分を使っていましたが、
    納得できるところまで下げることが出来ました
    (メーカーの立場、はっきり書くことが出来ません)。
    そして、産業用パネルモジュールの価格も
    投資できるレベルまで
    下げることが出来ました。
    そういうことがわかって、
    孫正義さんも投資するように
    なったんだと思います。
    住宅用の小規模のものは、
    安いところの30万円/kWで、
    まだまだエコ趣味程度ですね。
    前に太陽王子様がおっしゃっていた、
    太陽光発電の研究者、
    メーカー勤めている人が自分で太陽光発電を実際に
    手を出さない、理由はここにあります。
    簡単に手がけられるのは、住宅用の趣味程度です。
    採算が合う産業用を手がけるには、会社をつくって
    メーカーの近いところから部材を買い付けて、
    自分が工事業者に指揮をしてつくらせる必要があります。
    しきいが高いのです。

  2. 太陽王子 said:

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    >ラインハルトさん
    確かに中国メーカーの価格競争に対する執念はすさまじいですね。社会構造や人権の問題もありますが、世界貿易をしている異常、直接搾取するか関節搾取するかの違いなので日本も人のことは言えないと思います。
    ただ、今回問題なのはメーカーが直接ダンピングしたのではなく、政府系機関からダンピングを助長するような援助を受けて安価な販売を遂行した疑惑があるためです。
    韓国のように国家戦略として通貨安誘導をするなら輸入が苦しくなるリスクを負ってのものなのでまだ許されますが、これは流石にやり好きだと思います。
    あと、技術者があまり投資をしないのは、技術の知識に対して金融の知識が足りない、というよりある程度恵まれているので興味がないというのが大きいと思います。
    そもそも主たる興味の対象がお金にある時点で日本の技術者にはならないと思うんですよね。
    全てが上手く組み合わさってくれるといいのですが・・

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