50kW太陽光発電所の用地を
送電鉄塔の脇に買ってしまい
何にも使えずに困っている
当ブログ読者さんから連絡をいただきました。
本当に申し訳ありません。
私の情報発信が不足していました。
(出来ればお任せください
せめて買う前にご連絡を・・・)
投資は自己責任と言ってしまえばそれまでですが
今後、このような事がないように簡単にですが
電柱の見分け方について以下に記載していきますね。
1.発電所
各種発電所で作られた電力は送電ロスを
下げるためなるべく高い電圧で送られます。
2.送電鉄塔と送電線
発電所で作られた電力は送電鉄塔を
通って変電所まで送られます。
ここに繋げるレベルの太陽光発電所は
2MW以上となります。
3.変電所
送電鉄塔を経由して送られた22kV以上の
電力を使いやすい6.6kV電圧に変えます。
22kV以上は特別高圧、6.6kVは高圧と呼ばれます。
4.電柱と配電線
変電所からで6.6kVになった電力は
電線工場や家庭などに送られます。
図中の一番上の三本の線が6.6kVの高圧線、
真ん中から右に伸びている三本の線が
200Vの低圧線となります。
電柱中部に見えるポリバケツ状のものが
トランス(変圧器66kV→200V)です。
50kW太陽光発電所用地の場合、
この低圧線とトランスがある電柱が
用地に隣接していることが理想的ですが、
自前でトランスを購入することも出来るので
高圧線のみの場所でもOKです。
なお、写真の一番下の線が巻き付いている線は
電話線なので関係ありません。