50kW太陽光発電所地盤調査 簡易貫入試験



簡易貫入試験器

 

50kW太陽光発電所を設置する場所の地盤が

気になる方も多いと思います。

 

太陽光発電所は建築物に当たらないので、

地盤調査も必須ではないのですが、自分が設置する

太陽光発電所の地盤が緩くないかどうかは

お金を出すがわからしたら非常に心配ですよね。

 

一般に、地盤調査をする目的は支持層と呼ばれる

その建物を支えることの出来る強い地盤を探すためです。

 

地質の専門家に言わせると、太陽光発電所は重さが

小屋レベルなので、沼にでも建てない限り大丈夫だろうと

言うのですが、野立ての発電所は歴史が浅いので

本当にどこでも20年以上大丈夫なのかは

誰にもわかりません。

 

しかし、地盤調査を本格的にやるとコストがかかりますし

5mも10mも杭を打ったり基礎をつくるようなことは

まず太陽光発電ではありません。

 

そこで私が取り入れているのがこちらの簡易貫入試験です。

 

簡易貫入試験イメージ

 

棒に鉄アレイのようなものが乗っていますね。

 

この鉄アレイのようなものはハンマーと呼ばれ、

中に穴が空いています。

 

また、ハンマーの下には棒と繋がれた受け皿があり、

ハンマーが一定の高さから落とされた時の衝撃を

棒に伝えます。

 

棒の先端は尖った治具がついていて、ハンマーの衝撃により

棒が地面に刺さっていくようになっています。

 

もちろん地面が硬ければ硬いほど、棒がある深さに達するまでに

ハンマーを落とす回数が増えていきます。

 

これにより一定のN値(地盤の強度を表す数値)の目安を

得ることができます。

 

 

前述のとおり、必須な試験ではありませんがお客様が

安心して導入できるように、私が調査をする場合は自主的に

こちらの試験を行なっています。

 

将来、転売市場ができた時に、資産価値を高めてくれる

可能性もありますので。

 

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