農業を守るとはなにか
昨日は友人がお祭でご当地ヒーローショーをやるというので
子供を連れて見に新潟市へ。
いい意味で相変わらず馬鹿馬鹿しく、地元の子どもたちの心も
ガッチリキャッチしていました。
私も悪役として出させていただいたこともありましたが、
次男が生まれ引っ越してからは参加できていません。
またいつか参加したいなぁ。
そこで売られていたのが同地区で栽培を推奨し、
特産品化を狙っているというアロニアのジュース。
正直なところ微妙な味でした。でも推奨されるのは
栄養価が高いのと、恐らくですが栽培が楽なこと。
この辺りでは多くの耕作放棄地があり、
地元では早急な対策を求められていますが、
農地法の制限もありこのような微妙な対策しか
うてていないのが実情です。
ソーラーシェアリングでまず守るべきもの?
農業が抱える問題点は地域によって違いますが、
私がソーラーシェアリングを実施しようとしている新潟市での
一番の問題点は農地の荒廃を食い止めること。
先の例のように推奨される作物も収益よりも
とりあえず育ててもらって、農地を荒らさないことを
主眼に選ばれているように思えます。
そんな農地に導入されるソーラーシェアリングが
作物の成長を第一に考える必要があるのか。
農作物と地域の農家の現状を調べるにつれ
この疑問が日に日に大きくなってきました。
遮光面積を減らす(パネルの隙間を開ける)より、
なるべく遮光面積を維持して太陽光発電の利益を
損なわないような作物を選び、農地の荒廃を防ぐほうが
同地においては大事なのではないかと。
とりあえず関係する方々に聞きこみをしながら
来週中には栽培する作物を決定したいと思います。