200MW分ほどあった申請業務が一段落し
ご依頼いただいていた福島県の案件の調査に
ようやく行けることになり準備をしていました。
場所の情報がしっかりとなく、地籍図以外に
頼りになるのは親戚の方のみという太陽光発電所計画に
ありがちなシチュエーションの中、実は親戚の方も
はっきりとは場所がわからなそうだとのご連絡が・・・
こんな時は法務局に行ってブルーマップを見るのが
一番早いのですが、現場は山林のためブルーマップもありません。
また、法務局に問い合わせをしてみても
位置関係はどうにもわからないとのことでした。
せっかく福島まで行って無駄足で帰ってくるのは
時間の無駄だと思って地籍図を眺めていると
写真に写っている通り右上に何やら数字が。
+61XXX.XX、+17XXXX.XX
(Xは数字です。当然守秘義務があるので)と
緯度経度とは違いそうですが何か位置を表してくれそうな
期待を持たせてくれる数字です。
法務局に方にこれを元にどうにか位置がわからないかと
聞いても知らないとの事だったので調べてみることに。
すると・・・
見つけましたー。
先ほどの数字は平面直角座標系(世界測地系)と
呼ばれるもののようです。リンク先のサイトの一番下の座標を
地籍図に書いてある座標に合わせると現地の場所がわかります。
こんな単純なことを知らなかったせいで
無駄にオンライン登記簿の閲覧料金を1000円以上
払ってしまいました。無知って怖いですね。
現地は雪が積もっている山のようです。
無事に帰ってこれるといいなぁ。
明日ブログが更新されなかったら捜索隊の
派遣をお願いします(笑)