50kW低圧太陽光発電のソーラーシェアリングにおける遮光率



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昨日はパネルの代理店さんとお会いしていました。

やはり作りがいいパネルは見ていて気持ちがいいですね。


価格も今なら国産よりは安いのでかなりお得。

非常に気になったので1月は13日から1週間、

ドイツの工場に見学に行って来ることにしました。

業務等の依頼は早めに頂ければ幸いです。


▼ソーラーシェアリングと遮光率


ソーラーシェアリングを実施するに当たり、

遮光率という言葉が出てきます。


これは真上から見た時のパネルと農地の比を表します。

例えば遮光率30%なら1000平米の中で

300平米がパネル面積です。


ではソーラーシェアリングにおいて遮光率は

何%にすればいいか。


その明確な基準は例によってありません。

農作物の育成に大きな影響が出ない範囲とされています。

もちろんその値は農作物によって違います。


▼光飽和点


その指標の一つとなるのが光飽和点です。

あまり聞き慣れない言葉ですね。


植物は日光が当たれば当たるほど

いいと思われがちですが太陽光発電と違い、

植物の成長には一定量以上の光は必要としません。


この一定量以上の光の強さを光飽和点と言い、

キロルクス(k lux またはk lx)で表されます。


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この光飽和点の比較表を元に、栽培する作物に対して

どれだけの遮光が必要かを検討していくのが

ソーラーシェアリングで一番難しいところでしょう。


そもそもルクスとは照度の単位であり、

エネルギーの単位ではありません。


つまり光飽和点を元にまともな営農への

影響なんて誰も検討ができるはずがないんですよね。


この点を知らないで無いデータを探し、

しっかりとした結論が得られずに

ソーラーシェアリングを断念する方が多いようです。


もちろん最初から答えがないなんて

データも集めず開き直ってしまっては駄目ですが、

データさえ集めてそこを丁寧に説明すれば

農業委員会の方々もしっかりと対応してくれる事でしょう


ぜひ頑張ってみてください。

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