50kW低圧太陽光発電所 ソーラーシェアリングにおけるリスク



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【お知らせ】


お待たせしました。

1月18日土曜日に50kW低圧太陽光発電所の

見学ツアーを行います。


練馬駅北口 7:45集合で群馬県高崎市と

埼玉県嵐山町にあるピッピさんの野立ての

太陽光発電所を見学。


その後17時30分から池袋で懇親会となります。

もちろん懇親会からの参加も大歓迎です。


バスはリサイクルした廃油で走る通称「てんぷらバス」

バスの仕組みもそうですが、廃油をどのように

集めているのかも非常に気になります。

新しいビジネスのヒントにもなりそうですね。


お申し込みはこちらのフォームからお願い致します。


【〜お知らせはここまで〜】


ドイツに再生可能エネルギーだけで

エネルギー自給率550%を達成している

Wildpoldsriedという小さな村があります。


今回、ドイツに行くにあたってそちらの

見学ツアーを予約しようと思っていたのですが

残念ながら宿もツアーも全て埋まっているとのこと。

平日なのにすごい人気ですね。


太陽光発電投資は導入のハードルの低さが

魅力的ですが、価格が下がってくれば当然

下火になっていきます。


しかし、新エネルギー全体の買取価格が

下がるわけではありません。


地球と自分の懐のため、次なる

新エネルギー投資のチャンスも

しっかりと狙っていきたいですね。


▼ソーラーシェアリングと通常の太陽光発電投資の違い


ソーラーシェアリングについておさらいをすると

ソーラーシェアリングとは農地の支柱部分だけを

一時転用して行こなう太陽光発電です。


通常であれば農地転用によって跳ね上がる固定資産税が

ほぼ全く上がらずに済むので地権者さんにとっても

投資家にとってもメリットの有るスキームと

言えるでしょう。


ソーラーシェアリングと通常の農地転用の

太陽光発電の違いを考えると


・農地は一時転用

・架台は下で行う農作業に支障がない高さ

・撤去が簡単な構造の架台を採用


が挙げられます。


▼農地が一時転用である事によるリスク


ソーラーシェアリングによって農地の一時転用が

認められる期間は3年間となっています。


3年ごとに農業委員会からチェックが入り、

太陽光パネルの下でしっかりと農業を

している(営農)かを判断します。


営農がされていればもう3年間、

一時転用の延長が許可されます。


しかし、もし営農がされてないとなれば警告が入り

もう3年間様子を見て改善されていない際には

一時転用の延長が認められず太陽光発電所は

撤去しなければなりません。


つまりソーラーシェアリングにおいて

土地を借りて発電所を行う場合には

借りる方自身が農家でなければ、

地権者の農家さんの協力が必要不可欠となります。


▼架台の違いのよるリスク


架台の高さは人間の身長の高さあるいは

トラクター等が通れることが一つの基準となるので

架台は通常の太陽光発電より高くなります。


すると風の影響を受けやすくなるため

架台の設計を通常より強固にしなくてはなりません。


また、撤去をしやすい基礎を

使用しなければいけないため

コンクリート基礎は認めてもらいづらいでしょう。


杭やグランドスクリューを使用する際には

石灰等の農業資材とドブ漬けメッキやアルマイト加工の

相性も検討しておく必要があります。


架台メーカーさんとしっかり相談して

なるべくリスクとコストをかけずに

ソーラーシェアリングを実現させていきたいですね。

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