中国製パネルの実力はいかに?サンテライト社レポート1
中国製パネルの実力はいかに?サンテライト社レポート2
中国製パネルの実力はいかに?サンテライト社レポート3
中国製パネルの実力はいかに?サンテライト社レポート4
中国製パネルの実力はいかに?サンテライト社レポート5
の続きです。
サンテライト社の年間生産量は300MW程ですが
政府から50MWの受注を受けるなど需要は多く
近いうちに倍の規模に拡大する予定だそうです。
しかし、これは一般の中国パネルメーカーでは
控えめであり需要に供給が追いつかなくなったメーカーは
通常、借入により3倍、5倍に生産量を増やします。
サンテライト社は広告宣伝費よりも
研究開発費に重きをおいており、
自社ブランド生産による需要が極端に
不足しない限りOEM生産を削る方向で
調整するとか。
ご覧のとおり外装にもあまりお金をかけません。
この姿勢は嫌いではないですが損しているなぁという気も。
隣にあるのはパワコンの工場です。
サムスン製の製造機械によりほぼオートメーション化
された施設でパワコンが組み立てられていました。
このパワコンのデザインが良かったのですが、
何故か写真が撮れていませんでした。無念。
ただし海外製のパワコンは故障した時の利益の
機械損失が大きくなりがちなので私はお薦めしません。
こちらは帰りがけにお会いできたLi社長。
まだ40歳ほどだそうです。
社長自身が研究者であるというのは最近良く聞く
中国のパネルメーカー像とは少し違いますね。
このLi社長、見た目通りに非常に誠実な方のようです。
受付前で偶然お会いした際には名刺を持っていなかったのですが
車の中にあるからと全力ダッシュで
取りに行ってくれました。
社員に取りに行かせればいいのに(笑)
このLi社長にお会いできたことで
またサンテライト社製のパネルが薦めやすくなりました。
どんなに良い技術を持っていたとしても最後は人なので。
難点があるとすれば堅すぎて競争に負けるかも
しれないというところでしょうか。
技術安定性では合格点といったところですが
宣伝や販売といったところで競争に負けてしまう
可能性はあるのかもしれません。
私は保証をあまりアテにしないので
自分のソーラーシェアリングにはこちらのパネルを
使用することにしました。
中国製パネルを検討していて
どちらかと言えば保証重視の方ならば
正信ソーラー社の方がいいかもしれません。
こちらは追ってレポートさせて頂きます