平成26年度の太陽光発電について3 小規模高圧案件の増加



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先日、アルミ架台を納品しました。

中国から輸入したものですが、日本海が荒れていて

部材が2本傷み、ネジが散乱するなどお客様に

ご迷惑をおかけてしまいました。


幸い、お客様が見てもわからないような程度の

痛み具合でしたが、もちろん無償で交換させて頂きます。

アルミは施工費が安くあがるのはいいですが、

輸送時の衝撃には鉄ほど強くないので、

このようなことがたまに起こるんですよね。


小規模高圧案件の増加


資源エネルギー庁からの通達により、

例外はあるとはいえ基本的には今年度から

分譲については設備認定がおりなくなります。


名義を分けるなど回避策を講じようとしている方も

多いようですが、接続検討をしない状態で

分譲状態で太陽光発電所を乱立させたとしたら

どれだけ出力抑制が起こることか・・・。


私が分譲を行うのであればそのような

無責任なことは絶対にできません。

系統連系が出来たとしても売電できない

発電所なんてイライラするだけですよね。


すると多くなってくると予想されるのが

小規模の高圧太陽光発電所です。

300kW程度の太陽光発電所用地を複数人で購入し

自作をしても面白いかもしれませんね。


もちろん自作で出来るのはパネルの設置までなので

パワコン、キュービクル(高圧受変電設備)等は

プロに任せることになるのは低圧と同様です。


しかし、電気工事だけお願いするならともかく

系統連系協議までやれとなると電気工事会社さんは

かなり嫌がることでしょう。低圧ならともかく、

高圧はちょっと勉強しただけでは

連系協議をこなすのは非常に難しいです。


また、複数人で投資を行った時の利益分配の仕組みを

どうするかも問題ですね。SPCを設立して定款を定めてなんて

1回だけ行うにはかなり費用がかかってしまいそうです。


高圧連系協議と利益分配。

この2つをクリアすれば今年も太陽光発電ムラ仲間を

どんどん増やすことが出来そうです。


早く時間を作って準備しなければ。

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