太陽光発電のためのお金儲け



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「私はお金のために太陽光発電をしてるのではなく

 太陽光発電のためにお金を稼いでいます」





こう言うと大抵、最初は詭弁だと笑われます。

でも、私はお金の優先順位が非常に低いです。



もちろんお金は大好きです。好きな時に好きな事が

出来る自由を自分にも家族にも与えてくれます。



あればあるほど出来ることは増えるし、

お金とアイデアがあれば社会を変えることすら出来ます。



でもお金の価値は絶対ではありません。

1万円札も冷静に見ればただの紙。



ただの紙で何でも買えるのは紙幣を日本国政府が認め、

日本国が信用されているから。



日本がデフォルトしたり、日本が住めない国になれば

一瞬にして価値がゼロになる可能性もあります。



日本がデフォルトした過去はありませんが、

預金封鎖をして資産をほぼゼロにした事はありますから。


▼紙幣の始まりと物々交換の終わり

紙幣というと現代で金融工学を駆使する白人が

発明したというイメージがありますが実は中国だとか。



マルコポーロがフビライ・ハンの発行していた紙幣に

驚いたという記録が東方見聞録に残っています。



金貨や物々交換など物が等価で交換されていた時代ですから

さすがのマルコポーロも驚いたことでしょう。



そういえば子供が初めて買い物をに興味を持った時、

紙幣とおもちゃを交換するのを不思議そうに見ていました。



感覚的には彼らのほうが正しいんですけどね。





世界が本格的に物々交換をやめたのはごく最近。

ニクソン・ショックによりブレトンウッズ体制が崩壊した1971年。



それまではドルがGoldと交換されるのを保証していたため

経済は紙幣を介した間接的なGoldと物との物々交換でした。



しかし、アメリカはGoldの保有量が減ってしまったため、

無制限にGoldとドルを交換することを突然やめます。



今では世界通貨安競争と言われるほど、各国が通貨を

無制限に刷っています。



基軸通貨であるドルを担保するものはアメリカの原油と軍事力。

それぞれ衰退気味である事を考えるとお金の価値って・・・。


もしお金が紙クズになったら

世界の通貨安競争が進む中、各国の経済は

かつて無いほど不安定になっています。



近年、私は現金の価値が急にゼロになったら

どうするかを考えながら行動するようになりました。



私は自社の太陽光発電所を金融機関から

固定金利で融資を受けて設置しています。



もし日本円の価値がゼロになったら、 

借金を返済するのは非常に楽になりますよね。



そんな世の中が来た時でも太陽光発電所は

電気を生み続け社会に価値を還元し続けます。



その時はオーナーである当社にも

現金以外の何かをもたらしてくれることでしょう。



もちろんそんな時代が来ないことを願っていますが

世界中が非常に無責任なことをやっている現代。



備えておくに越したことはないと思っています。



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