太陽光発電投資案件再視察＠スリランカ３without頑固職人

シギリヤレディを見た後、別ルートで階段を登っていくと景色を邪魔するように壁ができていました。

「なんでスリランカ政府はこんな邪魔な壁作るんだ。不便だろう」

なんて思ったらこれも１５００年前に作られたものだとか。鏡面加工されているようななめらかな壁はミラーウォールと呼ばれています。

シギリヤレディも、ミラーウォールも現代でも十分通用する出来なのが驚きです。この国の人々が自分たちの歴史に誇りを持っているのがわかります。

日本人は義務教育過程における偏向教育もあり、自国の歴史に対する誇りをあまり感じていない気がしますが、文化遺産だけでも他国と比較して素晴らしいものがあります。

世界最古の王室や世界最大の都市を持ち、近代において驕れる西洋と唯一立ち向かえた存在であったことは特にアジア・アフリカの人々から多大な尊敬を集めています。

家電やら車が多少元気がなくなったところで、この文化と歴史は変えようがない事実。もっと自信を持って行動していいと思うんですよね。