海外太陽光発電視察@カンボジア1
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海外太陽光発電視察@カンボジア2
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海外太陽光発電視察@カンボジア3
http://bit.ly/2PuhbrS
の続きです。
最終日はフライトまで時間が少しあったので、友人が絶対に行ったほうがいいというトゥールスレン虐殺博物館に行きました。
名前を聞くだけで嫌な気分になりますし、行った誰もが気が重くなったというので、正直なところ行きたくなかったのですがだからこそ見なくてはいけないと思い足を運んだ次第です。

日本語のガイドも音声配信されていました。

この悲しみしか感じられない博物館に8ドル払うのは何かを試されている気がします。

こちらのイヤフォンと

携帯端末を利用して作った本体で各展示場所に示されたナレーションが流れます。

入った瞬間から重苦しい雰囲気が・・・

こちらはこの場所が開放された時に殺されていた11人を追悼するためのお墓だそうです。
ここトゥールスレンは元々は学校だったのですが、ポルポト率いるクメール・ルージュが占拠し秘密裏に収容所と言うなの拷問所として秘密裏に使用されていた施設だそうです。
彼らは革命が成功したのに国全体が飢餓に苦しむのは自分たちのせいではなく、アメリカのCIAなどの工作のせいだと疑い、同胞を疑って次々と投獄していたのだとか。
展示物の脇に記載してあるオーディオの番号を押すと、非常に重苦うしいナレーションが流れます。涙したり気分が悪くなっている人も多数見かけました。私も途中で頭が痛くなり逃げ出したくなりましたが、なんとか最後まで見学できました。私の辛さなんてここに収容されていた方々の辛さに比べればゼロのようなものですから。

最初は写真を撮っていましたが、撮影禁止の札に気づいたことと、これは写真を見せるより是非訪れて体感してほしいという気持ちからすべての写真を削除しました。
自分の母校が秘密裏に政府によって収容施設にされ、そこで最低1万人以上の数え切れぬほどの人が日々拷問されて自白を強要され、次々と死んでいったと思うと非常に重苦しい気持ちにもなりましたが、最終的に私に芽生えた感情は怒り。
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