メガソーラー向けの土地を高く売る方法3

前回に続いてあなたが家を売ることに例えて
メガソーラー向けの土地を高く売る方法にを考えてみましょう。
【不動産屋が預かった家を1週間で得る方法】
不動産屋が中古住宅を預かったらどうするか。
すぐに物件情報を作成してタウン誌などに宣伝を・・・・するのは経験の浅い不動産屋でしょう。不動産屋は宅建しかくさえあれば開業できるので最近はそんな業者も少なくはありませんが。
普通はまずは近所中に声をかけます。賃貸住宅に住んでいる方なら通勤通学の環境を変えずに住宅を購入して資産形成をしたいと思うのは当然です。また、遠方で家庭を持った子供を家の近くに呼び戻したいというご両親もたくさんいます。さらに更地にして家の敷地を広げたい方もいます。
たとえすぐに買ってもらえなくても様々な情報がもらえます。
・小学校の生徒数は増えているのか
 ⇒潜在需要の伸びの指標となります
・引っ越す家の家庭環境はどうか
 ⇒家主が借金で困っている等の情報があれば価格を下げて
  物件を売るまでの周期を短く出来ます。
・その物件が建つ前の状況の確認
 ⇒もし地下に埋設物等があると更地にして新たに家を
  建てるときに問題が生じた際には不動産屋の責任に
・近隣で住宅を買いたがっている人の情報の入手
 ⇒渡りに船で1週間以内に決まるケースも少なくありません。
たとえ近所周りで売れなくても、このような経緯を経てから値付けをすれば適正に近い価格で広告を出せるので成約率が高まるのです。
【近隣で実績のあるメガソーラー業者を探す】
メガソーラーも気象条件や自治体の補助や規制、施工業者の価格帯など地域によって大きな差があります。これらをよく知っている近隣でメガソーラーをやった実績のある業者を見つけるのが理想です。
もちろん日本のメガソーラー元年と言われている今日、そのような業者を見つけるのは非常に難しいので実際にはメガソーラー発電所を作った実績のある業者に聞くのが一番でしょう。2、3業者から話を聞いてみるべきです。
その際に実績もなく土地の値段の話しかしない業者は必ず避けてください。9割がた事業が途中で頓挫します。メガソーラーを単純な不動産物件と見ているからです。
土地の価格はその地域の人気によって決まります。買い物に便利で駅が近い閑静な住宅地となれば高値がつきますよね。
しかしメガソーラー用の土地の価格を決めるのは単純に言えば広さと日当たりと電線です。この1点でも欠けていれば全く価値はありませんし、逆にこの3点が揃っていればどんなに田舎の安い土地でも高い価値があります。
この特に電線のところを軽視して失敗する業者が非常に多いのが現状です。逆にここをしっかりと知っていれば前回述べたように価値の無さそうな不動産でもしっかりお化粧をして高値で売り出すことができます。
次回はこの電線について書いていきますね。

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