昨晩は帯広泊でした。写真だけ見ると私には札幌と区別が付きません。
人口は17万人ほど。牧場ののどかなイメージが有りましたが
結構大きな都市なんですね。
昨日は札幌、帯広の業者さんと打合せをして見積もりをいただきました。
帯広の地場で長年家庭用の太陽光パネルの販売をしている
業者さんに勧められた傾斜角は45度。
30~40度だと雪がすぐに落ちきらなくて
売電収入が抑えられがちなのだそうです。
そう言えばスキー場も上級コースで40度ほどですね。
雪崩が起きるか起きないかのギリギリのラインなのかもしれません。
この売電収入で語る方は信用出来ます。
ちょっと物理を習った人間なら理論的な数値はすぐに出せますが
私が欲しいのは実績に基づく費用対効果。
いざ設置してみて売電収入が低かった時に
「理論上はこの通りとなるのですが・・・」
と言われても何の足しにもなりません。
私自身が家庭用太陽光発電のデータを十分に持っていないので
この件に関しては自戒の意味も込めて何度も主張しておきます。
今回提案してもらったパネルはCISの38.4kWだったのですが
発電量予測は50kWの多結晶で頂いたものと変わりませんでした。
こちらの業者さんは単結晶も多結晶も扱っているのですが
売電料収入から言えばCISが一番だと太鼓判を押していました。
雪国だと地表からの反射光の効果もかなり大きいようです。
各国から太陽光パネルが日本に入ってきていますが
日本で実績のあるパネルはほとんどありません。
実際に設置すると公称出力よりも実発電量は
多くなりがちなのだそうですが、ではその数値がどれくらいかといえば
日本での実績がなければ何も答えることができません。
海外メーカーに価格で押されまくっているイメージが合った
国産パネルメーカーですが、国内実績のあるパネルメーカーについては
まだまだ有利な状況にいるのかもしれませんね。