コメントでトシさんから以下のようなご質問を頂きました。
“出力抑制について気になります。 最寄りの柱上トランス1台に1発電所のみ接続するような形で言わば柱上トランスを独占するような形ならば、出力抑制は起こり難いのでしょうか?同じ柱上トランスに他の太陽光発電が接続されていたり、多くの電力を消費する施設や住宅があると出力抑制しやすいと聞いたことがあったもので…。とても気になります”
こんなケースがあるのかと思って写真を探していたらありました。太陽光パネルは載っていませんでしたが1軒でトランスを独占しています。
もちろんこのようなケースは稀で柱上トランスは通常、数軒~数十軒に1台取り付けられています。同じトランスに接続されている各連系家店における発電量に対し消費量のほうが多ければ出力抑制がかかりやすくなります。また、近隣に負荷変動の大きな施設があれば、配電ルートのよっては出力抑制のかかる時間帯が生じやすくなることでしょう。
電力中央研究所を中心に、この分散電源時代に対する対処方法が幾つか提案されていますが、電力会社からすれば設備投資が増える上に仕入れ(電力買取量)まで増える話ですから当然、対策に積極的ではないと思われます。
もちろん基本的に電力会社に言えば対応はしてもらえますが、昨日も書いたお通り売電量だけから判断するのは非常に難しいので、やはり今のところは細かくチェックするしかなさそうですね。
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私の素朴な疑問を取り上げて頂いてありがとうございます。
やはり出力抑制は細かくチェックするしかないのですね。費用と売電計画を比較してよく考えてみます。
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>トシさん
こちらこそ話題を提供して頂きありがとうございました。
また何かありましたら遠慮なくおっしゃってください(^^)
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電圧抑制ですけど、私が思っていたのは、周りが太陽光で発電ばかりして、周辺に消費するところがないと、太陽光発電の電力の影響で、電圧が上がり、電圧抑制が起きやすいと思ってました。
違いますか?周りで消費量が多くても、抑制が多くなるというのがイマイチよくわかりませんでした。電圧が下がり過ぎるってことでしょうか?
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>やまちゃんさん
考え方としてはやまちゃんさんの書かれたとおりです。
私が言いたかったのは工場など消費が多くて電圧が高めに設定されている地域で休日などで消費が止まると高圧の電圧が上がってしまうということです。