昨日もブログ読者さんKさんと緊急ミーテイング。
50kW太陽光発電所ではなくメガソーラーを
やりたいとの事でしたのでそちらのお話を
させて頂きました。
かなり出来る方との連携なのでこれからの展開が
楽しみで仕方ありません(^^)
改めて考えてみるとやはりメガソーラーは
参入障壁が高いですね。
流れとしてはざっとこのような感じです。
1.オンラインスクリーニング(1日)
不動産情報を現地調査前にWebで確認。
(地形、海抜、登記簿の確認等)
2.現地調査(1日)
地盤、遮蔽物の有無、電柱番号、地権者との予備交渉
自治体への許認可の確認
3.事前相談(1日~約1ヶ月)
無料で出来る電力会社の変電所状況の確認。
回答がその場でもらえるケースもあり。
通常は2週間~1ヶ月ほどかかる
4.接続検討(約3ヶ月)
電力会社に支払う費用は21万円
3に地域の電力の需給状況、配電線の容量を加味して
実際に太陽光発電所を作った際に現在の電力網に
接続できるかを検討する。
接続できる容量および工事費の概算が見積もられる。
5.本申請(約1ヶ月)
電力会社と契約を結ぶ。
4から容量、工事費に大幅な差異が生じることもある。
6.施工から連系まで(約3.5ヶ月)
実際に5まで進まないと発電所としての規模が
はっきりしないので金融機関等の話も
具体的に出来ません。
50kWの場合はいきなり4に飛べるので
比較的やりやすいですが、
それでもある程度の労力は必要です。
最近、新聞などでメガソーラーが簡単に儲かる的な
論調が多いのですが、実際は5に行き着くまでに
たくさんの案件が頓挫します。
ノウハウがない中では非常に費用対効果が薄く
時間をかけてノウハウを構築しても
その頃にはFITは終了予定。
リスクも大きくたくさんの新規参入企業が
倒産している事実も報道してほしいものです。