福島第一原発の今を知るため、福島県伊達郡霊山町にある
みさとユースホステルに泊まりに来ていました。
(注:こちらのユースホステルは電話だと
私の人生でワースト3にはいるくらい非常に
愛想が悪いですが来ると本当に
温かくもてなしてくれます)
JFLに毎年、かなりのお金を収めている私としては
コンフェデ杯で日本が全敗したのもショックでしたが
それ以上に写真の新聞記事に関する話がショックでした。
福島の地元紙、福島民報では未だに毎日
原発関連のニュースがトップに来ているそうです。
まだまだ避難地域が指定されている福島では
当然のことながら原発事故は終わっていません
もちろん私達にとっても忘れられない事件ですが
気にしても何も出来なければ同じなので
出来ることなら忘れたいと思っているのが本音かもしれません。
震災直後は自粛していたCMも今では元通りになっています。
「ぽぽぽぽーん」で更にくらい気持ちになった日々を
先ほど久しぶりに思い出した所でした。
震災といえば気仙沼の津波で陸に打ち上げあられ有名になった
第18共徳丸が解体される方向で話が進んでいます。
まだ正式決定ではありませんが、住民投票後に解体すべく
解体業者との契約が結ばれたそうです。
震災の教訓を忘れないために保存しておくのが
長期的な視点では一番いいのでしょうが、
地元にいる方々からすればトラウマを
無理やり引き出すきっかけになるもの。
出来れば目に触れないでおきたいものだと
いうのも頷けます。
もちろん、また同じ悲劇を繰り返さないよう
子孫に大大伝えていくことのほうが
大事だとは想いますが、既にあの震災を
忘れかけていた自分に言う資格はありません。
大きな災害対策向けの博物館でも作って
船ごと囲ってしまえると一番いいのでしょうが
全長60mある事を考えると現実的では
ありませんね。
自分の仕事の意義を再確認するために
訪れた福島でしたが、いきなり色々と
考えさせてくれました。
さて、これから福島第一原発の今を見に行ってきます。