未だに原発が安いと言うメディアが多いですね。
確かに太陽光発電だけが推進されれば電力の供給状態が
ある程度不安定にはなることは否めません。
これは特に太陽光発電のせいではなく、
日本の固定価格買取制度に問題があるせいでもあります。
ダブル発電の区割りがおかしい
ダブル発電とは、自家発電等を併設する太陽光発電の
事をいいます。この「等」がクセモノです。
なぜか蓄電池が入っているんですよね。
太陽光発電による発電の電力は不安定であるため、
独立型電源の場合は大抵がキャパシタと呼ばれる蓄電池
(コンデンサの極端に大きなもの)を併設させて
実用できるようにしています。
今の太陽光発電では蓄電池をいれると38円(10kW未満)の
買取価格が38円から31円になぜか減ってしまうので
わざわざ導入しようとする人はあまりいません。
この蓄電池を例えば乱立して困るという50kWの
太陽光発電所に対して設置義務を科し、その上で
買取価格をあげたらどうなるか。
日本中に蓄電池が並び、太陽光発電による
電力の供給が一気に安定化することでしょう。
さらにスマートメーターとの連動により
系統の電力が余っている際に充電、足りない時に放電を
出来るようにすればさらに安定します。
つまり太陽光発電が悪いのではなく、今のルールの上で
運用しようとするから太陽光発電が頼りないエネルギーに
ならざるを得ない状態にあるわけです。
原発の方は未完成の技術である核燃料サイクルまで
計画に入っているというのに。
スマートメーターと蓄電池の導入が進むだけで
日本の企業だどれだけ活性化することか。
偏ったメディアにだまされないで下さい。
太陽光発電所の本当の実力はこの程度ではありません