製品10年、出力25年補償が事実上の
スタンダードとなっている日本の太陽光パネル市場。
購入者から見ればほとんどリスクはゼロに見えます。
年1%のリニア補償などと言って例えば3年後に、
発電能力が3%以上、下がったらパネルを交換すると言われて
どのようにこれを証明するのか。
ここをメリットとする業者さんに聞いてみてください。
まず答えは出てこないことでしょう。
50kW太陽光発電所のパネルは通常200枚以上。
この中の1枚だけが5%劣化していたとしたら、
出力の減少は0.025%です。5台あるパワコン1台を
監視したとしても0.125%。わかるわけがないですよね。
では1枚1枚を測れば良いかと言えばそれも難しいです。
太陽光パネルの出力は1000W/㎡の光が照射されている
条件下での発電量。晴天の日だからといってこの条件を
クリア出来ているかは通常の方法ではわかりません。
ではどう故障を判定するかといえば常にバイパスダイオードが
常に動作していることを証明するくらいしかないでしょう。
バイパスダイオードが動いているということは
そのパネルの1/3は働いていないことになります。
66%の劣化なので即交換となりますね。
1ヶ月でどれだけのパネルが壊れるか
あるメンテナンス会社さんからの情報によると現在は倒産している元有名メーカーのパネルで作った発電所において
設置当初の故障枚数は0だったのに設置して1ヶ月で3枚のパネルに
故障が見つかり全て交換したそうです。
1か月の故障率が0.3%だとすると、1年で3.6%・・・
ではありません。全体が劣化していくと考えればそれ以上となります。
もしかしたら施工時に破損していたのかもしれませんが、
一般的な数値だとしたらかなり恐ろしいお話ですよね。
今後、各発電所のパネルの状況を調べて
また皆さんに情報提供をしていきたいと思います。
5月17日ソーラーシェアリング&32円対策セミナー開催のお知らせ
告知がギリギリになって本当に申し訳ありません。全国から予定を変えて参加するとの連絡をいただき
大変恐縮しております。
ご参加頂ける方はこちらのフォームからお願いします。
http://goo.gl/EWUfBS
日時: 5月17日(土)午後2:45~ (開場:午後2:30~)
場所: TKPスター会議室お茶の水駅前 カンファレンスルーム2
アクセス: http://www.kaigishitsu.jp/room_ochanomizu.shtml
<プログラム>
第1部 (14:50~16:00)
「戦略的ソーラーシェアリングの進め方 〜時間と費用を無駄にしないために〜」
1. ソーラーシェアリングの利点
2. 実現までの5つのハードル
3. 失敗しない事業化までの最短ルート
4. 知らないと失敗する行政側の建前と本音
5. 地権者、電力会社、農業委員会との交渉方法
講師:株式会社a&vein 代表取締役 谷口洋和
(太陽光発電ムラ発起人 太陽光発電コンサルタント)
第2部 (16:10~17:20)
「~32円時代でも利回り10%以上出す太陽光発電のサバイバル術!~」
1. 今年度からの太陽光発電の変更点
2. 不動産と太陽光発電の類似点と比較
3. 不動産投資からみる野立て太陽光発電
4. 32円時代の太陽光発電
5. コストカットの具体例
講師 グリーンソーラー発電所(現在6基が稼働中)
所長 水野智之 (太陽光発電アドバイザー、太陽光設計士2級)
<懇親会(しげる会)>
時間: 午後6:00~
場所: 個室創作ダイニング 縁 en
アクセス → http://r.gnavi.co.jp/gcsh400/
本セミナー/しげる会に関するお問い合せやご質問は、次のフォームよりお願いいたします:
→ http://solar-nenkin.com/contact/
<参加費>
セミナーの部 【¥5,000】
懇親会の部(4時間) 【¥6,000】
ご参加頂ける方はこちらのフォームからお願いします。
http://goo.gl/EWUfBS