”アジアのシリコンバレー”深圳に行ってきました1
https://goo.gl/HNrQeF
”アジアのシリコンバレー”深圳に行ってきました2
https://goo.gl/NtWdZU
”アジアのシリコンバレー”深圳に行ってきました3
https://goo.gl/Ao3mYJ
”アジアのシリコンバレー”深圳に行ってきました4
https://goo.gl/8zHNU5
”アジアのシリコンバレー”深圳に行ってきました5
https://goo.gl/r4ZdnN
”アジアのシリコンバレー”深圳に行ってきました6
https://goo.gl/t9uAon
”アジアのシリコンバレー”深圳に行ってきました7
https://goo.gl/NsNeRQ
”アジアのシリコンバレー”深圳に行ってきました8
https://goo.gl/1BBpGR
の続きです。
次はHAXへ。世界最初かつ最大のハードウェアアクセラレーターのHAX社に。ハードウェアのスタートアップベンチャーの支援及び投資をしている会社です。
機密情報が揃っているので内部は完全に撮影禁止でした。唯一拡散してよかったものがこちらの集合写真です。
HAXで認められると最初は25万ドルを15%の株式として出資してもらえるそうです。スタートアップ支援には2つのステージがあり、ステージ1は深圳、ステージ2はカリフォルニア。
HAXで支援を受けるためのポイントは3つ。
1.試作機ができているか
2.ユニークテクノロジーか
3.マーケットの需要があるか
だそうです。深圳のワークショップにはあらゆる器具が揃い、華強北にはあらゆる部材が揃っているので、HAXに支援を受けるための製品を作るには最高の場所ですね。
その為かHAX社も華北強の電気街のすぐ近くにありました。場所も秘密だそうなので詳しくは書きませんが、「えっ、ここに?」といった感じのところです。
この深センの一週間は他地域の1ヶ月に相当する開発スピードがあるのだとか。HAXの投資割合も今のところアメリカが多いけれども中国が急激に伸びているそうです。
具体的に今までHAXが支援したものの例が
・穀物の発酵槽向けのセンサー
・現場監視による売場管理ロボ
・危険地域向けロボット
・高層ビル向け垂直の窓拭きロボット
などとなります。
続いてHAXに支援を受けているM5 STACK社のプレゼン。こちらはケース付きの汎用性小形マイコンです。
ベースとなる昨日に通信、GPS、カメラなどモジュールのボードを重ね合わせて追加していくだけで一つのデバイスが完成してしまいます。これ使って太陽光発電所に入る泥棒を攻撃できないものでしょうか。
こちらの会社は海外マーケットに出たことにより一気に化けたそうです。普通に地元でコツコツと頑張っているだけだったら何年かかるどころか日の目を浴びることもなかったかもしれません。この新鮮のエコシステムは本当に凄いですね。
今までは「あったらいいな」は誰かが作ってくれるのを待っていましたが、これからはまず「自分で作ろうかな」という選択肢が出てきそうです。子供と一緒にメイカーになりたいなと思い始めました。
最後の見学場所はニコ技深圳観察会SEG Maker出張所へ。こちらは東大准教授で深圳で訪問研究をしていた伊藤先生(つい最近まで日経新聞で連載されていました)が担当して運営をされてきたそうです。ただ観察するだけではなく、メイカーを育てる準備までされていたとは凄い。
私が何とかこのツアーに参加するため、無理やりスポンサーになったのがこの施設の賃料です。正直なところ何の為の施設かピンときていなかったのですが、素晴らしい取り組みに協力させて頂けてよかったなと思いました。
プレゼン会場に移動してまずは1分間でこのツアーの感想を各自が発表。このツアーではインプットだけで終わらず必ずアウトプットをさせるのがとてもいいですね。
そして中国をよく知る伊藤先生、澤田さん、高須さんから深圳を語るプレゼン。このプレゼンだけでもそこらの有料セミナーの何倍もの価値がありました。そしてシェアがベースの観察会らしく、この全ての動画がyoutiubeにアップされています。是非ご覧になって下さい。
イノベーション加速都市・深圳 伊藤亜聖
大学の先生でこんなに話が面白い方も珍しいですね。年表から見ると中国がこれから発展するのがすごく自然なんだなと思わされました。
ネットサービスから見る中国のイノベーション 澤田翔
続きはこちら!! 太陽光発電ムラびと日記で