●パワコン articles

 

太陽光パネルが1枚壊れても遠隔監視等ではわからないほど影響は小さいですが、パワコンの故障はすぐにわかるほど非常に大きなダメージとなりますのでパネルは中国産にしてもパワコンは国産にこだわる方が多いようです。

一般的にパワコンは1台あたりの容量(kW)が大きくなればなるほどkWあたりの価格が安くなりますが、台数が少なくなればなるほど故障の際のリスクが増えます。単純に価格のみではなく、変換効率、制御システム、台数のリスクコントロール、レイアウト事情、塩害の有無やメーカーのメンテナンス体制、モニタリングシステムとの連動など考慮するパラメータが多いので非常に選ぶのが難しい部材でもあります。

最近ではモニタリング向けの出力や蓄電用のバッテリーが内蔵されているものもあります。電力の完全自由化に向けてさらなる進化を遂げるのかもしれません。しかし、家庭向けの発電所のパワコンはトラブルが起きた時に一番リスクが高く、時には全焼の原因となる部材となりますので、慎重に選んでください。

パワコンについてはよく、10年間で全交換をする事業計画をたてている方がいますが、メーカー側で想定している交換が必要となる故障率は20年で10〜20%程度です。特に初期におけるソフトウェアのトラブルが多く見られていますので、まずはしっかりとしたモニタリングを行いなるべく早くトラブルを発見する事が重要です。


 

SMAパワコンのシステム設計方法

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太陽光発電の27円申請の締切が間近に迫り 協業先の皆様からお問い合わせ頂くことが多くなりました。 特に多いのがドイツのSMA社のパワコンについて。 設置した方からは非常に評判が良いです。 しかし、絶縁トランスが必要だった

太陽光発電の次年度の部材選定の旅 中国の工場見学に行ってきます

羽田空港に来ています。羽田の国際線ターミナルで時間があることがあまりないので気づきませんでしたが、この空港は随分と華やかですね。 明日から4日間、中国にてパネル、パワコン、架台の工場見学に行ってきます。 来年から売電価格

中国産パワコンの本格上陸?

世間は夏休みのようですが、太陽光発電業界はあまり休めていないようです。お休みに入って一般のお客様は情報収集に躍起になり、業者側は日頃たまった事務作業の処理に追われている方も少なくないようで・・・かく言う私も作業に追われて

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