東京で燃料電池バスの運行が始まりました。なんとなくは聞いていましたが、今朝、ちょうど乗り遅れたバスがこの燃料電池バス。元々燃料電池の研究をしていたのもあルノでまとめてみました。
燃料電池バスは水素で動くバス
(図は東京都HPより http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/02/24/07.html)
燃料電池バスとは文字通り燃料電池で走るバスのことです。燃料は水素ガスで排気ガスとして出るのは水蒸気のみ。二酸化炭素も窒素酸化物、硫黄酸化物も出さないので非常に環境にいいと言われています。
今は水素を化石燃料を改質して水素を取り出すことが多いですが、将来的には太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用した現地でのエネルギーによって水素が生産されることが期待されています。
(図は東京都HPより http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/02/24/07.html)
燃料電池で発電して走る電気自動車なので、電気自動車と比べて駆動部分に特徴はあまりありませんが、蓄電池より水素ガスでエネルギーを貯めるほうがエネルギー密度が高くなるため、航続距離は電気自動車に比べ長くなります。最近では高圧水素貯蔵タンクの開発が進み、一般車両ではガソリン車と遜色のない航続距離が出るようになってきました。
重たい燃料タンクと燃料電池が上についているので車両の安定性はやや劣るでしょう。これは水素が空気より軽いため、万が一水素が漏れたときにすぐに車体の外に水素ガスが逃がせる用にしているためです。
燃料電池バスに乗る方法はこちらのサイトを
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